面倒なことが多くて…
一人で会計事務所をやることは
昔に比べ 大変なことになってしまったような気がします。
私は平成に入ってから
会計事務所の仕事に就き始めましたが、
その頃に比べて、仕事量が増えてしまった気がします。
昔は、振伝使い 精算表を手作業で作っていましたが、
今では決算集計などは、
パソコンの会計ソフトによって楽になりました。
でも、その変わりに パソコンの基本操作を
覚えなければならなくなってしまいました。
会計ソフトのバージョンアップなんかもあるんで、
詳しい人に聞かないとできません。
パソコンの仕組みや、
基本ソフトであるウインドーズを覚えることが大変です。
何年かに一度、ウインドーズが変わるんですから、
全然違った操作方法になってしまいますよね。
通信回線についても、
覚えることもトラブルもあって苦労します。
便利になった以上に、
面倒なことが増えた気もしないでもありません。
パソコンは
すぐに壊れるんで、これが大変困ります。
お金はかかるし、ソフトのダウンロードとか、
設定とか、ものすごく大変なんです。
古くなって使えなくなったパソコンの処分にも
お金が掛かります。
収入は増えないのに、出費は増えるんですからね。
すぐに変わるし、覚えることも多い…
規制も制限も増えて、
ややっこしいことが増えました。
どこの誰かって言うことを
すごく気にされるようになってしまいました。
携帯電話の申し込みをする時でも、
市役所で住民票を取る時で
「写真付きの身分証を見せろ」って、言われます。
それがないと手続きができないんですから。
面倒です。
今は、税務申告も
写真付きの身分証がないと受け付けてくれないんですから。
顧客の身分証の保管もしっかりとしないといけないです。
要らない決算資料は、
庭で燃している人も多かったでしょう。
秘密書類だから、ゴミ出しの日に出すこともできず、
ある程度たまるまで保管して、
定期的にゴミ焼却場にもっていかなければなりません。
有料です。
不要になった資料の処分するのも
簡単にはいかなくなりました。
税務書籍も、頻繁な改正があるようになったので、
すぐに使えなくなってしまいます。
捨てるのも、面倒なんですよね。
その本も、昔よりずいぶんと
値段が上がってしまっています。
処分する書類や書籍の保管をするのに 場所も取るし、
手間もかかるし お金もかかるんだから。
負担が増えて仕方がありません。
「もうやってられない!」って感じです。
要求が多いんで…一人ではできない
社会が細かくなっているんで、
顧客からの相談も要求も
色々と細かく難しくなってしまいました。
パート従業員を雇う場合に、
健康保険や雇用保険の加入手続きや、
労働時間の規制についても聞かれます。
業務外ですが、基本的なことは
頑張って説明しなければならないかもしれません。
民間の生命保険についても、
一般、個人の他に、介護・医療保険が出てきました。
それも顧客に相談されますよね。
保険の加入目的によって、加入する契約も異なるので、
保険の内容の知識も必要ですし、
保険料が払い続けられるとか
という資金面も考えてあげなければなりません。
保険料の支払いと 受取りの時の
課税上の扱いも説明する必要も出てくるでしょう。
もう、会計事務所は、
ライアントのお金のこと全体の相談を受けるので、
色々覚えなければならないし、
その規定や内容が
すぐに変わってしまうようになってしまったので、
もう面倒でおかしくなりどうです。
そんなことありませんか?
仕方ないですよね。皆さん、頑張りましょう。