本代・講習代が掛かり過ぎ!相続専門にすれば楽か?

法規集が分厚い!覚えることがたくさん!

税法の法規集は 毎年どんどん厚くなっています。
分厚くなってしまったので、
最近は中央経済社の税法の法規集は
ページが大きくなりました。

以前の法規集と 今の法規集を見れば、
覚えるべきことが 増えていることが
ハッキリとわかります。

誰が、こんなに覚えられるというのでしょうか?

覚えるべきことが増えすぎているのは、
税法だけではありませんけど、
社会保険も、パソコンの仕事でも
多くの仕事で みんなパンク寸前かも知れません。

新しく覚えるべきことが すぐにでてきて、
それが知っていないといけないことだと、
覚えるのに必死になります。

でも、覚えている最中に
改正されてしまうこともあるんですよね。

もう政府に振り回されて
みんな疲れていることでしょう?

介護の仕事をやっている人だって、
新しくやることも、決まりごとも増えるので、
苦労しているようです。
消毒、確認、連絡作業…すごく大変でしょう。

本代も講習代も

本代・教材費、講習代が高い!払えない!

会計事務所をやる上では、
いつも現在の税法を理解していなければなりません。

改正項目は、
いつから適用されるのかを事前に知って、
取り扱いを学習し覚えなければならないのです。

その為、常に最新の税務書籍
買い続けなければならないんです。

その本を探すことにも時間が掛かります。
出版社や著者によっては、自分には読みにくく、
理解しにくい書き方や 印刷の仕方の本が少なくありません。
自分に合わないフォントで印刷された本もあります。

詳しく書いてあるようでも、
理解しにくい条文が
そのまま書いてあるだけの本もありますよね。

税法も解説がないと理解できないことが多いです。

本法では書かれている規定が、
措置法で違う規定に変えられていることもありますので。

もう・・・本選びも大変です。

同じ項目について
何冊も買わなければならない場合もあります

本屋で見てから買おうと思っても、
専門書が売っている本屋は近くにありません。

 

相続専門?

時々、「相続専門」というフレーズを掲げた
事業者を見かけることがあります。

会計事務所でも、登記事務所でも、
コンサルト事務所でも
インターネットで見ることがあります。

高齢化を考えると、
相続の仕事が増えると思うのかもしれません。

でも、どうなんでしょうか?

相続の仕事は、取りっこの状態のようです。

 

専門の税目を持つべきか?

相続税の依頼は受けない
と言う会計事務所も少なくないようです。

所得税と法人税等と違って、
相続税の申告は、たまにしか依頼がないからでしょうか?

一人で会計事務所をやっている方は、
相続税の依頼は、知人に回していることを時々聞きます。

自分一人だけで、事務所をやっている場合には、
時々しかない相続に対して、
日頃から学習時間をとることができないかもしれません。

その為、相続税の申告を
嫌がる一人会計事務所の先生もいるようです。

私も、難しい相続税の相談をされると戸惑います。
雑種地や借地などの、土地の評価に悩むこともあります。

普段扱っていないことは、忘れてしまうんです。

 

できるなら 取り扱う業種は決めるとか、
簡易課税のクライアント専門にするとか
相続税専門とか、法人専門とか、
扱う業種、税目を決めないと
一人会計事務所はやれないかもしれません。

それができるほど依頼があればいいんですけど…

 

 

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