消費税の計算も、記帳も難しすぎる
消費税が、
難しくて、厄介で、細かくて嫌になります。
そう思いませんか?
細かい改正も多くて、しかもへんてこりんで
馬鹿らしい改正もあって
ものすごく嫌です。
まさか、飲食費の軽減税率の適用何て、
本当にやるとは思いませんでした。
景気後退しているのに
10%に増税するとも思いませんでした。
大企業はいいけれど、
私たちが関与している顧問先は
ずっと状態が悪くて、
消費税を10%に上げられたら、
売上は、もっと下がってしまうことになる
と思っていました。
そして、消費税の国税分と地方税分の
税率が細かくて嫌になります。
所得税の復興税だって0.021という
細かい数値です。
なんで はっきりとした数値にしないのかなあと
不思議です。
8%の時から、国税6.24地方税17.6と、
ややっこしいので嫌でした。
10%になったら、
国税7.8% 地方税2.2%とまた細かい。
8%と2%にしてしまえば、まだいいのに
すごく嫌です。
消費税を受験する人も覚えることが、
細かくて大変だと思います。
基準期間の課税売上
基準期間における課税売上高の問題も
複雑すぎます。
2年前の課税売上が1000万円を
超えるか、どうかで納税義務が決まりますが、
新設法人の場合には、
資本金を確認しなければならなくなりました。
簡易課税の適用の有無も
基準期間で判定しなければなりません。
外国取引も盛んになって来たので、
免税売上にも、
注意しなければならなくなりました。
特定期間の売上も関係されるようになったので、
納税義務の判定がさらに厄介になり、
1000万円とか、5000万円とか、
5億円とかいう金額に注意が必要になりました。
どんなの時に重要な金額になるのか、
納税義務の時に注意することか、
簡易か一般かの選択の時に注意することなのかなど
なにがなんだかわからなくなります。
消費税の申告書が難しい
飲食店や食品販売業などは、
売上に一般税率の10%と軽減税率の8%があります。
これを区別しなければなりません。
今までなら1つの処理で済んだものを、
2区分に分けて記録しなければならないのです。
課税標準が異なる為、地方税の計算も、
10%8%に分けて計算して、
しかも、その税抜き額にして税額を出し、
別々に出した消費税額を合算するので、
もうめんどうでしかたがありません。
確定申告の時期に、商工会議などに
強制労働で行かされた時、
飲食店などの消費税の計算をさせられたら、
その場で計算して、申告書を書くことは私にはできません。
大変です。
しかも、相談に訪れた事業者が、
売上を10%、8%に分けていないと
集計からしなればなりません。
一人にかかる時間が長くなります。
私はそんな人に関わるのは嫌です。
軽減税率がある事業者の消費税の申告は、
急にはできないでしょう。
消費税のことは、
もうどうなっているのかわからないです。
そして、地方消費税のことも理解して、
申告書を書かなければなりません。
消費税の申告については、
会計ソフトでやっていても
その数値の意味を理解していないといけませんので、
消費税は、申告書を書くこと、理解することが
とても難しいです。
会計事務所で働く人達は
みんな辛い目にあっているのではないでしょうか?
せめて軽減税率は、早く辞めて欲しいです。