納税相談会場での作業は疲れる。扶養控除等の所得控除に注意

強制労働は疲れる

我々は、確定申告期間の1月から3月に、
嫌でも やりたくなくても
登板で 税務署や商工会に
申告書や決算書を作成しに行かなければなりません。

自分の事務所でない場所
決算書や申告書を書くことは大変疲れます。

でも、最近は私が派遣される税務署では、
あまり申告書を書かされることはなくなりました。

来場した納税者の方々は、
税務署にあるパソコンで決算書を作成することになります。

その為、私たちの仕事は、
年金だけの人や給与所得だけの人なら、
源泉票や生命保険の控除証明くらいの
申告資料を確認するくらいで済むことも増えてきました。

これくらいならいいです。

 

しかし、決算書や申告書を書かされることもありますので、
その作業が疲れます。

税務署の担当者に
「途中までやってあるそうなんで決算書、
仕上げてあげてください」
と言われることも多いです。

 

相談会場では
不動産所得の決算書や
ちょっとした事業の決算書も書くことが多いです。

でもねえ…相談に訪れた人が目の前に座っていて
作成を待っているので、
待たせちゃいけない」「早く書かなくちゃ」
というあせりも多少でてきます。

人に見られて決算書を書いたり、
電卓で集計したりすると緊張してか、
間違えることもあります。

なんか、人の目の前で決算書を書くのは私は嫌です。
すごく疲れるんです。

 

強制労働先の税務署では、
時々小規模事業者の決算書を領収書などから
集計して書きあげることもします。
領収書の量は少ないので、
事務所でやれば大変でない作業でも
税務署で相手を目の前にして
集計し計算するのはとても疲れます。

知らない人の過去の決算書を見て
サッと減価償却の計算をすることができないこともあります。
前期の未償却残高の記入がない場合も多いんで。

申告書の作成

納税相談会場での所得控除に注意

税務署での作業は 精神的な疲労感がすごくあります。
税務署に訪れた人の申告書を
書かなければならないこともありますが、
その時に、扶養常況を聞き取り、
配偶者控除額扶養控除額などの
所得控除の計算をしなければなりません。

その控除額を度忘れしたり
勘違いしたりすることがありませんか?

基礎控除が38万円から、48万円にかわったので、
扶養控除や配偶者控除も48万円にかわったように
勘違いしてしまうことがありませんか?

70歳以上の扶養家族に奥さんや親がいる場合に、
配偶者控除は48万円で、
親の場合には48万円と58万円になる場合があります。

これも間違いやすいです。

所得控除が、
ごちゃごちゃと細かく改正されてしまったので、
注意が必要です。

家族の年齢や所得状況などによって、
扶養関係の控除額が変わってしまいますからね。

煩雑になってしまった所得控除ですから、
しっかりと覚えていなければいけないような気がします。

納税者の目の前で申告書を書くという
緊張感や焦りがありますので、

そこを焦らずに冷静になって処理しなければなりません。
落ち着いて作業する必要があります。

歳を取ったせいもあって、
強制労働に行くと 疲れ翌日以降にも残るんです。

そんなことありませんか?

強制労働は我々の責務になっているようですが、
これを避けるわけにはいかないのでしょう。

使命だと思って、
しっかりとやらなければならないんですよね。

頑張りましょう。

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