小規模な一人会計事務所は舐められる。力量をわかってもらえない

一人会計事務所は 舐められる

商売は、店が小さい、事務所が小さい、
従業員がいないなどと、
規模が小さいと 商売をやる上で 舐められます。

作っているものがダメだから、
客がいない、売上がないと思われる場合もあります。

そう思われても仕方がありません。
でも、「経営者の作るものがダメだから、客がいない
とは限りません。

単に、広告力や営業力がないので、
客が少ないのかもしれません。

一人でやっている個人事業者は、
規模が小さいと取引先になめられます。

会計事務所もそうでしょう。
顧問客になめられると、
会計処理も事務所運営もやりづらいです。

私は営業力がないし、顧客も選びます。
20年以上会計事務所をやっていますが
いまだにたった一人でやっています。

変な人と係わりたくないので
顧客を選ぶせいもあるし、
私は、文句を言いやすいタイプなのか、
顧客には、かなり好き勝手なことを言われるので、
こっちから断ることも時々あります。

大人の発達障害と思われるような顧客も結構いるので、
好き勝手な仕打ちを受け、辛い思いをよくしました。

 

一人でやっていると

 

小規模事業はバカにされる

嫌な客でも、事務員さんがいれば、
担当を変わってもらえるんですよね。

嫌な客の会計資料の請求や、受取りは
事務員さんにやってもらえるでしょう。

嫌な客でも、断らないでやっていれば、
事務員さんを、一人くらいは
雇えるくらいの事務所になっていたかもしれません。

でも、そこまでになるまで、我慢できませんでした。

・結局、いつまでたっても一人でやっているから
あの事務所は仕事ができないんじゃないか?・自分の商売が下手なんだから、
経営のアドバイスはしてもらえないんじゃないか?って、
思われてしまっているのかもしれません。

こんなことなんで、
私の事務所は売上が上がらないのかもしれません。

会計事務所の力量は一般の人はわからない

飲食店でも、お昼時に店内が
ガランとして客がいなければ、敬遠してしまうでしょう。

「おっ、今は客がいない!すいているのですぐ食べられる、
良かった!」ということは、
そのお店がおいしい料理を出すと言うことを
知ってる場合です。

でもそれを知らなければ、
まずいから客がいないんだろう?
と思ってしまいます。

会計事務所は、腕がいいとか 悪いとかを
依頼人はわからないと思います。

人は、料理はおいしい、まずがわかります。
美容院も客が、うまい下手を理解できます。

ところが、税務申告は、
よくできたとか、ダメだとか
わかる依頼人はいないような気がします。

会計事務員の力量は、
簿記や税務をある程度知っている人でないと
理解できないと思います。

これは仕方がない事なんでしょう。

 

公表するわけにはいかない

絵描きや習字のように、
描いたものを発表、公表できることもできませんから。

書いた申告書を公開することはできません。

税務署の人や銀行員などは、
多くの会計事務所が 作成した
決算書や申告書を見ているので、
先生方の力を 知っているのかもしれません。

 

 

 

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