社会保険手続きまでやりたくない:会計事務所の仕事多すぎ!

社会保険手続き

健康保険社会保険算定基礎届は、
4月5月6月分の給与を書いて、
標準報酬月額表に照らし合わせて、
標準報酬を用紙に書けば済みます。

労働保険の申告は、賃金集計表に
一年保険年度分の給料の総額を記載するなどして
申告書を作成します。

提出後、労災保険料は前年度分の保険料と相殺されて
還付か納付かになります。

言うことは簡単ですけど、
6月から7月頃に本業でもないのに、
こんな作業までやるのは嫌です。

 

税金の相談や申告は、無報酬でも
会計事務所以外がやると犯罪になりますが、

社会保険関係の書類は、
無報酬なら書いてもいいようです。

でも 無報酬ではやりたくないでしょう。
専門外のことはやるべきでないと思います。

ですから、顧問先には、社会保険や労災保険について
手続きや書き方を教えて、
自分でやってもらった方がいいです。

会計事務所は、社会保険の手続きは仕事じゃない
って説明しても、頼まれるので
仕方なしにやっている会計事務所もあるのです。

 

会計事務所は仕事が多い

 

会計事務所は仕事が多すぎ

この社会保険の事務手続きは、会計事務所がやっても、
手数料はもらってはいけませんから、
社保の算定基礎届などをやっている会計事務所は、
無報酬で、サービスでやっています。

こんなことまでもサービスでしていたら
会計事務所の経営も大変です。

事務員さんがいる事務所では、
この無報酬の作業に対しても、
事務員さんに給料は払っているんでしょうね。

いい顧問料を払ってくれる顧問先が
たくさんある事務所は、こういうこともできるんです。

ですから割高な顧問料を取らないとできません。

 

私は、社保関係はまったくやっていませんが、
事務員の頃にはやらされたことがあります。
意味も分からずに社保の書類書きはやっていましたが、
この社会保険の手続のことを知っていると
会計業務はさらにやりやすくなります。

業務外のことですが、
社保手続きのことを知ることは無駄なことではありません。

 

社保手続きの本を読むのも面倒

簿記検定では、社保保険料は、
従業員と会社で50%ずつ負担
労災は、全額額が会社負担である位のことは学習します。

それ以外のことはやらないので、
社保の知識を得るためには
FP検定社保事務手続きの本を1冊か2冊を読む必要があります。

届け出書類の書き方については、
読めば書けるようになるでしょう。

ですが、社保の本を読むのは面倒です。
時間が掛かります。

本業と用語も違うし、あまり関係がないので
読む気にもならないのではないでしょうか?

 

税法だって覚えられないのに

でも、従業員の給与が変わった時、
退職した場合、
さらに、給付金の申請まで面倒を見るのは大変です。

税法だけだって、
改正についてくことはできないし、
税務知識を維持することも至難の業の筈です。

法人税、所得税 消費税などものすごい量ですからね。

さらに関係のない社保までもやらされたら
たまったもんじゃない。

社保も雇用保険の手続きは、誰でもできるので、
事業主にやってもらった方がいいです。

従業員が数人しかいない小規模事業者のほとんどは、
経営者の奥さんや経理担当の人がやっていますので、
やる気になればできると思います。

社会保険の手続きは、一度基本的なことを学べば、
わからないことは
社保事務所やハローワークに聞けばすぐにわかります。

 

一人会計事務所では、社会保険のことまでできません。

 

会計事務所は、保険も借入も、生命保険も、
雇用契約も事業に関することは
なんでもやらなければならないなんて・・・
・・・大変すぎますよ。

ひとりでやっている会計事務所なら、
なおさらやる時間はないでしょう。

近年はパソコンのことだって覚えて
自分で操作しなければならないんですから。

社会保険までやりたくありません。

 

顧問先に頼まれるから、仕方ないでしょうけど
事務員さんにまかせて
なんでもやっちゃう会計事務所がいるんですからね。

 

社会保険のことは、労務士さんに任せればいいんです。
でも労務士さんの知り合いもいないんですよね。

 

 

error: Content is protected !!