年末調整、確定申告の繁忙期は、
仕事は休めません。
対策を練っておかなければならないようです。
50代になると、健康面やお金のことで、
色々と心配事も増え、一人会計事務所も、
色々なことを考えなければなりないようです。
ああもう大変です。
年末調整・確定申告時期の健康対策
寒い時期に忙しいのがこの商売です。
12月から個人の確定申告期限の3月まで
気温が低く天候もあれる時期に、
ストレスがかかり、
体調の異変も起こりやすくて
とても辛いと思います。
年末年始は、年末調整、給与支払い報告書、
法定調書合計表など、
面倒な事務が多くなります。
そんな冬場は、寒くて、風邪や胃腸炎がはやるので、
体調に気を使っても
病にかかってしまうこともあります。
群馬県や栃木県でも
この時期に雪が降ることもあるので、
雪が降ると出かけることができなくなります。
雪が降るとしばらくの間は、
道路が凍結して危険です。
強制労働、仕事は休めない
そして、1月から3月の間の何日間か、
こちらの都合を聞いてもらえずに
所属支部からの命令で
税務署などに労働に行かされます。
この強制労働はとっても嫌です。
税務署も商工会も小さい机をはさんで、
知らない者と会い向かいに座って
相談させるので嫌です。
健康面を考えるとこれは怖いです。
咳をしていても、熱っぽくても
我々の目の前に座り、
平気で話してくる 相談者がいるので、
もう嫌になります。
健康管理には注意しなければならないのに、
天候や 相手があることですから
自分がどんなに気を使っても、
防ぎようがありません。
50代以降の体力がなくなっていく世代には、
冬場の健康を維持することも難しいです。
健康対策として「嫌な人を客にしない」
ストレスによって 体調を崩すことは多いです。
ストレスは人間関係で起こることが多いです。
日常の仕事が辛くなり、
健康面でも悪影響を及ぼすことでしょう。顧客はできるだけ
自分に手に負える人である必要があります。
すぐにカーッとなるような怒りっぽい人、
身勝手な人、
自分の思い通りにならないとヒステリーになる人、
法律を守ろうとしない人、
指示に従わない人・・・
これらを顧客にすると
ストレスでおかしくなってしまいます。
しかし、お金の為には
こんな人もお客さんにしなければならないのです。
事務員さんでも雇えるくらいの売上があれば、
嫌な客は事務員さんにまかせたり、
事務員さんと一緒に対処できたりするのですが、
一人でやっていると、
一人で 嫌な客にも 対応しなければなりません。
嫌な人を客にした場合、
冬場はかなりストレスになります。
仕事を休んだ場合の対策も必要
規模が大きい、うるさい客、話が分からない人、
きびしい人の中には、
商売が上手な経営者もいます。
商売が上手な人は
事業の姿勢に対してもシビアです。
我々一人で会計事務所をやっている者が、
健康管理に気を付けていても、
諸事情により
体調を崩し仕事が出来なくなった場合に、
すべてのお客さんが
「仕方がない。ゆっくり休んで」
と言ってくれるわけではありません。
外注や銀行が
支払いをまってくれるわけでもないんだ。
あなたも経営者だろ。
経営者なら、
自分の体調を壊した時のことも
考えておくべきだ。
事前に自分が寝込んだ時のことも考えて、
事務員を雇うべきでしょ!
どんな時でも
顧客に迷惑をかけないように考えておくべきでしょ。
それが経営者としての責任でしょ。
事業者としてのあるべき態度でしょ!」
と言われそうです。
実際にその通りだと思います。
一人会計事務所の人は、若い時には
寝込んだ時のことなどを
考えていないでしょう。
でもだんだん齢を取っていくと、
冬場の自分の健康のことを
考えておかねばなりません。
顧問件数を、
確定申告時に 何日か寝込んだ場合でも、
手に負えるだけの数にするとか、
事情を理解してくれる経営者だけ顧問契約するなどの
対策を練るべきだと思います。
そして、寝込んだ時に、
手助けをしてくれる同業者を
見つけておくべきです。
知人で
税務署を辞めた一人会計事務所の人たち
(同期らしい)は、
困った時には、仲間どうしで
仕事を持ち合うことをしています。
50歳を超えた一人会計事務所の人は、
なにかの時に備えて、
代わりに業務をしてくれる仲の良い同業者を
見つけておくべきです。